進撃の巨人：第104期訓練兵はどの兵団を選択するのか。強調された調査兵団志願に対する恐怖。

   日没後は第104期訓練兵の所属兵科を決める時が来ました。思えばここまで長かった！    サブタイトルを見返すと第4話が「解散式の夜」となっています。第4話はラストで超大型巨人が突然出現し，エレンが「よう…5年ぶりだな」と言い放った回。あの場面からトロスト区の穴を防ぐまで，なんとすべて同じ日の出来事…  

    調査兵団の団長エルヴィン・スミス（小野大輔）は新兵を勧誘するにあたり、今後への希望と厳しい現実，その両方を語りました。

　

    今後への希望：我々はエレンという心強い味方を得た。さらにシガンシナにある彼の実家の地下室へ行けば，巨人の正体に迫れるかも知れない。 　

    厳しい現実：トロスト区の門を封鎖したことにより4年かけて作った行路がムダになった。その4年間で調査兵団の6割が死亡している。30日後の壁外調査で新兵は3割ぐらい死ぬだろう。 　

 「この惨状を知りそれでもやる，というものは残れ」 　それぐらいの覚悟が無いとどちらにしろ調査兵団はつとまらないってことでしょうね。 （ちなみに原作では「4年間で調査兵団の9割が死亡」，「新兵の死亡確率は５割」と書かれております。アニメではちょっと死亡率を下げたようですね） 　

    エルヴィンのセリフを聞き終えて次々と洪水のように去ってゆく兵士たち。調査兵団志願者は決意が揺らぎ人の濁流に流されそうになりながらも必死で恐怖に耐える。自分は調査兵団と決めたが本当にこれで良かったのか…　洪水のように去ってゆく兵士の描写は調査兵団志願に対する恐怖を見事に煽っていましたね。怖い！　本当にこれでいいのか !? 

　

    エルヴィンは調査兵団志願者に対し心より尊敬すると。「ここにいる者を新たな調査兵団として迎え入れる。これが本物の敬礼だ。心臓を捧げよ！」「はっ！」 　調査兵団志願には本当に恐怖がつきまといますね。

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